長男は突然の葬儀で借金まですることもある

自分には関係ないと思っていても、ある日突然、その日はやってきます。私の場合は夫の両親の葬儀で、長男である夫が金銭面で大きな負担を強いられたことについてお話しします。

夫の父である義父は60歳で他界。早過ぎて驚きました。このときは義母が中心になって枚方でささやかな葬儀を執り行いました。葬儀代も義父の会社から保証が出たり、保険金などで払うことができました。

それからわずか3年後に義母まで亡くなりました。60代前半での他界です。これは想定外でした。夫の両親が相次いで亡くなったため、今度は長男である私の夫が中心になって葬儀をしました。

そして我が家は貯金などなく、借金もある家計だったのに、さらに葬儀代で80万円の借金をすることになりました。

ウチが葬儀代を払う以外に選択肢はありませんが、こんなことがあるのは、20年後、早くても10年後と思っていたので、痛い出費でした。息子が高校に入学する時期で、しかも大阪市のゴミ屋敷の清掃をする必要もありこれからお金がかかることばかりで、ここで借金するのはとても痛かったです。

義母は掛け捨ての保険さえ掛けてなくて、こういうことになりました。葬儀代の50万円程度でも保険から補えれば良かったのですが。

このことから、今度は自分の息子に迷惑をかけないように、葬儀代は貯金して息子に渡したり、保険はちゃんと掛けて、そのことも息子に伝えておこうと思いました。