これまで何度か、家族や親せきのお葬式に参列してきました。
お葬式は、真言宗、浄土真宗、浄土宗、臨済宗など、宗派によってかなり雰囲気が違います。父方、母方の実家は隣町なのですが、それでもその家の宗派の違いによって全然違いました。
母方の実家のお葬式は、念仏と木魚の音、たまにチーンと鳴るぐらいで、静かな雰囲気だったので、それがお葬式なのだと思っていました。しかし、父方の実家のお葬式に20歳で初めて参列した時、家によって全然違うものだということを知りました。父方の実家のお葬式で驚いたのは、かなりの頻度で銅鑼を鳴らしまくるところです。ドンドンチャーンといった音がお葬式の間中鳴り響いていました。さらには、嫁いだ先の家の宗派も、また実母のお葬式とは全然違うお葬式でした。シンバルのようなものをシャーンと鳴らしていました。宗派が違うと、こんなにも違うものかと思いました。
宗派はまだまだいくつもあります。おそらく、それらの宗派でもそれぞれに違った雰囲気のお葬式なのだと思われます。